ニュース May 7, 2020

    持続可能なソリューションによるCOVID-19への対応

    COVID-19のパンデミックに驚いたことは否定できませんが、この前例のない状況がいかに多くの革新的な対応に拍車をかけたかに注意することも重要です。Choose Paris Regionでは、パリ地方のいくつかの企業が進めた持続可能な取り組みの概要をお知らせすることが不可欠であると考えました。これらのイニシアチブは、抗菌性の塗料から、殺生物剤スクリーン保護、最も過酷な細菌を取り除くことができる消毒剤やスプレーにまで及びます。

    最初に、トップの技術革新を列挙したコロナウイルス・イノベーション・マップが、StartupBlinkによって国際連合エイズ合同計画(UNAIDS)の人々の健康を改善するイニシアチブである保健技術革新交流(Health Innovation Exchange)と共同で作成されました。

    殺菌塗料

    殺菌特性は、塗料を単なる美をこえて、塗装面の有害な病原菌を殺す、臭気を減らす、室内の空気の質を改善するなど、さまざまなタスクを実行するものに変えつつあります。

    このコンテキストにおいて、MetalSkinは、抗菌用途の一部として表面処理に使用される複合材料を製造しました。銅合金(最低92%)と高品質の分子結合剤で作られており、あらゆる素材につかえ、対象(ドアハンドル、手すり、ノブ、蛇口そしてすべての平面)のすべてまたは一部を非常に効果的でアクティブな抗菌表面にかえます。米国の科学者が最近、さまざまな表面でのCovid-19ウイルスの安定性を評価しました。この研究は、銅の上ではウイルスは4時間以内に除去され、2日まで存続できるステンレス鋼と比較して寿命が非常に短いことを示しています。

    殺生物特性を備えたPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム

    スタートアップのProtectEcranは、携帯電話、タブレット、公共端末(デジタルマップ、購入ポイント、ATMなど)、産業用機械の画面、レストラン、自動車、飛行機内のモバイル制御インターフェイスなど…、個人用および業務用のすべての画面に殺生物透明フィルムソリューションを提供しています。殺菌性は保証されており、大腸菌やサルモネラ菌などの最も一般的な病原性細菌ではほぼ即効です。したがって、それは表面の細菌の定着を防ぐことができます。外出規制解除後に、Covid-19などのウイルスに対する保証に拡張するテストも予定されています。

    誰でも簡単にできる手指消毒

    スタートアップのEverCleanHandは、手の消毒のための自動化ソリューションを開発しました。それは大きな手の乾燥機として働き、肉体的な相互作用を必要としません。このスタートアップは、人出の多い場所にターミナルを設置し、Salvecoが開発した水植物性ジェルを使用して7秒で手を消毒することを提案しています。これにより、多くの感染症の主な媒介物である細菌やウイルスによる手の大規模汚染のリスクが防止されます。ちなみに世界保健機構(WHO)によると、感染の80%は手で運ばれています。

    空気にさらされているすべての表面の消毒

    スイスのスタートアップ99 Technologies(2018年からパリ地方に拠点を置くCleantech 99)は、ハイパー・ドライミスト・コンセプトを開発しました。これは、粒子の粉末(1ミクロン未満の大きさ)のマイクロスプレー、過酸化水素の混合および銀カチオンに基づく共製剤をベースにした非接触型消毒システムです。

    ドライミストがスプレーされると、活性剤がバクテリアやウイルスを破壊し、COVID-19を含む非常に広い範囲の効果を発揮し、湿潤効果を生み出さず、一定期間効果を維持します。

    適用分野には、病院および製薬、食品製造、農業、輸送、廃棄物処理などのすべての産業活動が含まれます。また、ホテル、レストラン、スーパーマーケット、公共交通機関、スポーツ、レクリエーション施設など、接触や汚染の可能性があるすべての事業も含まれます。

    アメリカのスタートアップ、Gilla Companyは、インフルエンザウイルス、ブドウ球菌、MRSAなどの伝染毒を殺す殺菌消毒剤を開発しました。予備テストでは、処理された表面をGillaが1週間以上保護することが示されています(この点については独立した研究所ではまだ確認されておらず、EPAによる確認が必要です)。Gillaは、市場に出ている他の消毒剤や殺菌剤には見られない、特許を取得した環境にやさしい処方を使用しています。この製品は、コロナウイルスとの闘いに関する米国EPA規制当局による審査を待っており、同社はアジアとヨーロッパでの迅速な商品化を模索しています。

    各社はこれからの数か月まだ工夫を重ねている段階ですが、多くは、この状況を通じて有用であることが証明され、危機後の将来のためにより持続可能な未来を設計するのに役立つソリューションと製品の開発を加速しています。

    出典:Actu-environnement.com